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世界遺産<百塔の街>プラハと世界唯一文化遺産取り消しのドイツ・ザクセン州ドレスデンへ 枢軸国を巡る旅・2日目

 プラハは街そのものが世界遺産であり、あちこちに中世を感じさせる建物がたくさんあります。そんな歴史ある街を首都にもつチェコですが、かつて第一次世界大戦から第二次大戦の間には世界でも十指に入るほどの工業国でした。現在でも自動車を作っているシェコダ社などが有名ですね。WW2開戦当時はドイツの1号や2号戦車よりもチェコスロバキアの38(t)戦車の方が活躍していた事からもその実力は伺えます。

 

 さてそれはともかく朝からさっそくプラハ城へと出発です。様々な支配者による影響を受けた関係かプラハ城自体の建物もいろんな建物の集合体でできています。

 

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朝日に映えるプラハ城。夜景もキレイです。

 プラハ城内の見学は有料のところもありますが、聖ヴィータ教会は無料で見学可能です。チェコ人の中でもおそらく一番有名な一人がアール・ヌーヴォーの巨匠アルフォンス・ミューシャではないでしょうか。日本でもファンの多い彼の作品であるステンドグラスがこの教会内で見られます。朝9時のオープンに1番で並んだので入れましたが、10分もすると大行列ができて入場制限で入れなくなったりするので朝一に行くのがおススメです。

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聖ヴィータ教会のアルフォンス・ミューシャ作ステンドグラスはぜひ観たい

 プラハ城からは坂を下っておそらくプラハで一番の名所であるカレル橋へ。橋からはプラハ城も眺めれます。カレル橋を渡ると旧市街です。ランチはプラハの市民会館にあるレストランでチェコの伝統的な料理であるじゃがいものお好み焼きともいうべきフランボラークを頂きます。

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カレル橋の聖ヤン・ネポムツキー像から後方のプラハ城を臨む

 さてプラハにも行きたいところは山ほどあるのですが、プラハに来た時こそチャンスなのが旧東ドイツのドレスデンです。ドイツ観光というとどうしてもノイシュバンシュタイン城のあるロマンチック街道とかが基本になってなかなか東の方にくるチャンスはありませんが、プラハからなら2時間ほどです。かつてのザクセン王国が栄えた時に首都だったドレスデンですが、18世紀ごろは非常に大きな力を持った工業国で、現代でも有名なマイセン磁器もここで発明されました。他にもブラジャーとかミシンとかザクセン発祥のものは結構色々とあったりします。

 そんな由緒あるドレスデンですがWW2では空襲による被害で街はボロボロになりました。その後東ドイツ時代から再建が始まり、今日では観光都市へと生まれ変わっています。その過程で2004年に世界遺産となったわけですが、エルベ川を挟んでできているこの都市は街の往来に橋が必須で、近年の渋滞緩和のために新しい橋を作ったために世界遺産認定を取り消されてしまったという珍しい場所です。2019年現在世界遺産取り消しになったのはこことオマーンの自然遺産の2箇所しかありませんから文化遺産としてはここが唯一です。

 

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かつて東ドイツが威信をかけて修復したゼンパーオーパー

 まずはかのワーグナーが指揮者となっていたこともあるゼンパーオーパーへ。「タンホイザー」や「さまよえるオランダ人」の初演はここで行われました。戦争で焼けてしまったのですが、東ドイツが国立劇場として再建、いまはザクセン州立劇場になっています。

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奇跡的に難を逃れたかのマイセン磁器で飾られた「君主の行列」と復興された聖母教会

 その後はザクセンの最盛期のアウグスト強王が作らせたツヴィンガー宮殿へ。ここも戦争被害にあったので再建されたものですが、外部にある歴代の王が描かれた「君主の行列」はほぼ原形のまま残っており、なかなか壮観です。

 

 ドレスデンは今や世界遺産ではありませんが、それでももし行くチャンスが訪れる価値のある街だと思います。