カメラも買ったし、色々写真を撮りたいと思いつつ何を撮りたいというのがダメなところ。根本的な部分で間違ってたりしますが、人間はそう単純ではありません。立場が人を作り上げる事があるように、やってたから好きになるという事も職人の世界では聞く話。まずはやってみる事が大切だと思うわけです。
では、具体的に何をとなると人物なのか風景なのか。撮りたい人物がいるわけでもないので風景となるわけですが、桜はまだちょっと早いし近場の海は撮りたくなるような美しさを感じない。では???という答えの一つが富士山。静岡なら隣県だし、被写体は古くから美術や信仰の対象になってきた世界遺産なわけですから相手にとって不足なし。日本平に昨年富士山を展望できるテラスが出来たという事で向かったまでは良かったのですが。
現地は雨が降りしきり富士山のふの字も見えないような状況。そう、天気予報雨だったね。それは知ってたけどまるで見えないとは思わなかったんですよねえ。てなわけでカメラも出さずに撤退。
基本的に雨が降って嬉しい事はまずありませんが、それでも先日購入した折り畳み傘をデビューさせる事ができたのは嬉しい思い出となりました。先日お話を伺った沖縄戦の生き残りの方も戦後に買ってもらった生まれて初めての靴が長靴で、雨が待ち遠しかったというお話を思い出したりもしました。この前に買った折り畳み傘は僅か数回で壊れてしまったので、とにかく頑丈で壊れにくく、かつコスパの良い物として選んだ逸品。弱点は約500グラムと重い事ですが、その分ガッチリして風速30Mの台風でも簡単には折れないという実験結果ははなかなかに信用できそうです。
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価格:3,998円 |